歯を失った状態で放っておくと、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。

　本来、歯は前歯、小臼歯、大臼歯がそれぞれ上下バランス良く噛み合うようになっており、加えて舌や顎関節、筋肉などが適切な機能を果たすことで全身のバランスがとれるのです。1本でも歯を失ってしまうと、このバランスに悪影響を与えます。

　奥歯の下の歯が1本抜けると、これまでその歯と噛み合っていた上の歯が下に向かって伸びてきます。さらに、歯を失ったことでできた空間にその両隣の歯が倒れてきたり、プラークが溜まっていきます。よって、むし歯や歯周病になりやすい環境ができあがります。

　このように　お口の中はもちろん、以下のように身体のさまざまな部分に支障が出ることもあります。歯を失ったままにしているという方は、速やかに当院までご相談ください。

• 嚙み合わせが悪くなることから歯並びに影響が出る
• 顎の骨が痩せていく
• 食べ物をしっかり噛めなくなるため、消化器官に負担がかかる
• 顔の左右のバランスが崩れて輪郭が変化する
• 顔や首にシワやたるみが増加する
• 思考能力や集中力が低下する

　当院の入れ歯治療は「入れ歯を作っておしまい」ではなく、アフターフォローをしっかり行い、効果的なケア方法やメンテナンス方法をご案内しております。

　入れ歯を長持ちさせるためには、調整と定期検診が不可欠です。入れ歯は骨の上に乗っている状態なので、加齢によって骨が痩せていくとどうしても合わなくなっていきます。入れ歯をこまめに調整すると長持ちするだけでなく、痛みや不快感も防ぎます。

　また、部分入れ歯の場合は、ご自身の歯に金属バネなどをかけるケースがほとんどで、入れ歯を支えている両隣の歯に大きな負担がかかっています。この支えになる歯がむし歯などで侵されてしまうと、入れ歯が使えなくなり、新たに入れ歯を作り直さなければならなくなるのです。

　そうした事態を防ぐためにも、定期検診を欠かさないようにしましょう。

　患者様のご希望に合わせて素材を選択できます。

　部分入れ歯の場合は、留め具が目立ちにくいように作ることができます。

　現在、お使いの入れ歯に違和感や痛みがある、壊れたり外れたりしたという場合は当院までご相談ください。当院で製作した入れ歯以外でもお受けしております。

　できる限り、その当日中に元通りに噛めるように修理いたしますので、まずはお電話にてご予約ください。

　保険適用の義歯です。通常のレジン素材に比べて熱収縮などの寸法変化が起こりにくく、精度が高いのが特徴です。

　軽くて強度があり、従来のレジンに比べて約2倍以上の耐衝撃性を誇ります。変形や汚れ、臭いが付きにくく、アレルギーが少なく安全性が高いです。従来のアクリルレジン床と同じ方法で修理できます。

　自費診療の部分入れ歯で、審美性・機能性ともに通常の部分入れ歯より優れています。

　歯ぐきの色に近い自然な色で、入れ歯の留め金が見えるものは避けたいという方におすすめです。弾力性の高い素材で薄く作ることができるため、お口の中の違和感が抑えられています。また、金属のバネを使用していないので金属アレルギーの心配がありません。

　弾力性の高い素材と金属フレームでできており、5年～7年程度使えます。

　目立たないバネで固定され、軽くて薄いために違和感が少なく、安定感がある噛み心地です。外側から金属が見えないので、一見して入れ歯には見えないというメリットがあるものの、汚れがつきやすく修理がしにくいというデメリットもあります。

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